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新約幻想郷:破 ~ Perdition crisis 1

2013.09.28(Sat) | EDIT

(こちらは東方二次創作小説『新約幻想郷』の第四話です。コミックマーケット84で配布した『新約幻想郷 少女シンセイ』より一部抜粋して加筆しております。前回はこちら



 下へ、下へ、下へ。落ちていく少女が一人。
 真っ赤な髪のアリスは、紅白の兎を追いかけて落ちる。かつて湖があったところから。かつて街があったところから。長い長い落とし穴に、自ら進んで。
 その先にはまた湖があった。ドボンと音を立てて、少女は飲み込まれる。溺れる。だが息は出来た。それもそのはず、湖も水も現実のものではない。ここはもう、逆さの国。常識だって逆さ。つまりは幻想の世界だった。
 上へ、上へ、上へ。落ちていたはずがいつの間にか浮かんでいく。なんと不思議なことか。けれど少女はファンタジーをありのまま受け入れ認識する。
 彼女、魔理沙は魔法使いであったから。
 体を包む水は魔力そのものであった。それを癒しと感じ取る。クリミア戦での消耗に加え、靈夢の結界を破るのにかなりの労力を費やしていた魔理沙には。
 実際に傷が癒えていく。右手の風穴もすっかり塞がって元通り。ただ愛用の帽子だけは穴が開いたままになっていた。これ自体吹き飛ばされたのが見つかって行幸には違いないのだが――
 そう、あの誇り高い吸血鬼の痕跡は、もうこの帽子の穴しか残っていない。その事実を受け止めたなら、ドス黒い感情が沸き起こる。心の傷は決して癒えない。
 けれどそれとこれとは別で、靈夢も放ってはおけない。あんな顔で「さようなら」などと言われたら。
 ともかく連れ戻さねば。大事な家族を。
 魔理沙の箒がイルカ、正確にはその姿を模した潜水艇、に変わる。ウォータージェットを噴かし、速く、早く。
 ついに水面から顔を出す。すると眼前に小さな島が飛び込んできた。沖ノ鳥島――という単語が魔理沙の記憶から呼び起こされる。沈まないよう周りをコンクリートで護岸されたちっぽけな岩。それに少し似ていた。
 暗闇の中にポツンと洋館が浮かんでいて、最低限の庭が囲っている。ちょうどモンサンミッシェルを圧縮したような。

「ここが、夢幻館……」



 魔法の泉に浸かっていたせいで、すっかり鼻は麻痺していた。代わりに視覚で捉えられる。膨大な魔力が、窓から漏れる光として。
 仰々しい館が魔理沙の前にそびえ立っている。バロックだっけ、ゴシックだっけ、建築には疎い魔理沙ではあるがその見事さは理解できた。
 対してその周りは荒れていた。正確に言えば荒らされたか――あちこちに弾痕が見られ、正面玄関前に敷き詰められていたらしいタイルが滅茶苦茶に飛び散っていた。竜巻でも通り抜けたかのよう。あるいは戦場となったか。この場合後者だった。
 散乱する御札や針の持ち主を魔理沙は知っている。

「靈夢め、またやらかしたな」

 懐に入れてあるバトンを握りしめる。あの時と同じように、巫女の被害者を見つけられた。
 赤を基調とした服を紅に染めて、倒れている金髪ロールの少女。その傍には彼女の得物らしい大鎌がある。珍しい逆刃の鎌。だが血は内側に付着していた。
 生きてはいる。靈夢の気まぐれか、あるいは殺しきれないほど頑強だったか。いずれにせよ、戦闘不能には違いないだろう。件のオレンジ同様。
 そう思い無視して玄関へ向かおうとした時――転がされた。足を掴まれて。何に? と振り返ればそこにいた。あの金髪ロールが。
 おかしい。五メートルくらいは離れていたはずだ。なのに何故? 魔理沙は得体の知れない恐怖に襲われる。恐怖は妖怪の源。そいつはあっさり手を離すと、次の瞬間にはまた五メートル先くらいで平然と立っていた。

「何だ……いや誰だ! 私は魔理沙だ」
「ここの見張り、人呼んで死神エリー。はぁ全く、さっきの巫女さんといい、貴方といい……人間がこんなところに来ちゃ、駄目でしょ!」

 エリーと名乗った少女は、息を切らしながらクシャクシャの帽子を被った。

「さっきのって靈夢のことだよね、で負けたのか」
「ま、まさか~私が人間に負けるはず、ないだろ~」
「ああそうかい。まぁ確かに靈夢と殺り合って立っていられるしな。で、靈夢はどこに倒れているんだ?」
「し、し、仕方ないじゃない仕方ないじゃない! 戦ったの、久しぶりだったんだもん」

 図星を突かれ、顔を紅潮させる。滑稽さに思わず魔理沙の顔も緩む。

「じゃあ私を通すのも仕方ないよな」

 だが次の瞬間、エリーは真顔で、逆刃鎌を拾い、構え、

「いや、これ以上失態を重ねるわけにはいかないから……今度こそ勝たせてもらう!」

 投げた。鈍い音が風を切る。魔理沙は咄嗟に横に跳び、避ける。受け身を取って仰向けに転がった魔法使いの目の前スレスレを、ブーメランのように戻ってきた鎌が通過した。驚いて立ち上がって見れば、再びエリーは得物を手にしている。
 その間に距離が縮まっていた。直接斬りつけられるほどに。死神の一閃を、魔女は箒で捌く。次に魔理沙が反撃を見せようとした時、相手はもうそこにいない。ならどこか、すでに後方十メートル地点で投擲の姿勢を取っている。
 刃の輪が掠める。ワープ、という言葉が脳裏を過ぎる。魔理沙は想起していた。博麗の巫女が使う空間転移術を。それに似ているが……いや、そうすると投げた鎌が戻ってくる原理は一体?
 そんなことを考えている場合ではない。考えるべきはただ一つ、攻略法のみ。つい持ち前の好奇心で興味が分散しがちな己を魔理沙は戒める。
 距離を操れるらしい相手に逃げ回っても勝機はない。魔力を消耗した身で元気な相手に逃げ回られては勝機はない。勝つには攻めること、先手を打つことだ。
 エリーの手は早い。付近のタイルが突然浮かび上がっては、四方八方に吹き飛び、魔理沙の行動を縛る。迂闊には飛べない、大回りで避けられない。そして袋小路の入ったところで狩られる。

「だが、それこそチャンスだろう?」

 魔理沙は相手の策に乗ることにした。箒を元のバイクへと戻し、乱舞するタイルの中へと突貫する。台風の目に向かってがむしゃらに。だがエリーは近づかせない。時速五十キロを超えても常に一定の距離が保たれる。
 地面がボコボコ隆起しバイクを跳ね飛ばす。そこにタイルが殴りにかかるが、魔理沙は車体を傾けてタイルを道にしてしまった。もうこの爆走を止める物は無い。
 そう、エリーは誘導していたから。これで外しはしない。仏の顔も三度まで。魔理沙を一刀両断にすべく、大鎌を手から滑らせた。
 一仕事を終えた愛器が戻ってくる。切り身は遅れて爆発四散した。ほっとエリーは一息つく。

「私の勝ちね」
「お前の負けだ」

 魔理沙は言った。しかしエリーは余裕を崩さない。
 バイクから飛び降りたのは見えていた。鎌から臭うのはオイルのニオイだけ。けれどそこまで想定の範囲内、四投目を避ける術が相手にはない。故に勝ちを宣言したが――

「私はまだ詰まれてない、だからお前がもう負けだよ」
「負け惜しみを……あっ」

 鎌の柄に見慣れぬ物が付着していることに気付いた時にはすでに遅し。チェックメイトを先に掛けたのは、魔理沙の方だった。魔女は微笑む。

「パインアップル。ザッツトゥーバッド」

 マークⅡ手榴弾が計四発、炸裂する。爆炎に包まれる死神。だが安心するにはまだ早かった。
 あの靈夢が、鬼神のような強さの博麗の巫女が、仕留めきれなかった相手だ。そう思えば自然と身構える。バイクに仕込んでいた爆弾は持てる分取り出していた。それを使って――魔理沙は念押しの攻撃を準備する。
 煙が散って、爆心地の様子が露わになる。緊張しながら窺う魔理沙。だが予想は良くも悪くも裏切られた。
 白旗、を思わせる地面に突き立てられし銀鎌。両腕の肘を突いてうつ伏せでいるボロボロのエリー。彼女は籠った声で降参、と呟いた。

「参りました。どうぞ通って下さい」
「ふり、とかじゃないよな?」

 なお怪しむ魔理沙はおっかなびっくり近づいて死神の鎌を抜くが、相手の抵抗はない。できないほどに消耗しているとも見える。それで一応信用することにした。
 その時、夢幻館の玄関扉がゆっくりと、ギシギシ軋む音を立てて開いた。中から小さく可愛らしい人形、魔理沙の三分の一くらいの身の丈の、が顔を覗かせる。エリーが御苦労様と呟くと、すぐさま奥に逃げ帰った。
 魔理沙にはそいつが少し気味悪く感じられた。というのも人形に目がなかったのである。のっぺらぼう、ではなく元々あったものが抉り取られたようでぽっかり穴が開いていた。欠陥品。そういう類を彼女は嫌う。
 もっともそんな些細なことに囚われている時間はない。魔理沙は頭を切り替えて質問を投げかける。勿論訊くことなど、母の消息、それ以外にない。

「一つ訊く。魅魔様はこの中に入って……ええと魅魔様は緑がかった髪の長くて服の色が青と白で巫女さんで……」
「通ったわ。貴方の探し人なら」

 刹那、魔理沙の顔が綻ぶ。

「ほ、本当か! 嘘じゃ、見間違いとかでもないよな?」
「信じる信じないは任せるけど、ここに入っていった者は全て把握している。その上でもう一度言うわ。その人なら三年前ここに来た。そしてまだ出ていない」

 感極まって魔理沙はこれ以上何か言うことができなかった。代わりにエリーへ向かって頭を深々と下げる。それから踵を返し、意気揚々と扉の中へ飛び込んでいった。
 二人目が吸い込まれたのを確認すると、エリーはさっと体を起こした。連戦の傷など全く気にならない様子で。
 ボロボロになった帽子を掴み放り投げたなら――全く新品同然の状態になって落ちてきた。それを深々と被って勝手に閉まりゆく扉を見つめる。

「そう、一度入ったが最後、二度とは出られない……」

 その眼差しは、どこまでも冷徹だった。

「仕方ないよね、『沙月』ちゃん」



 荘厳な舞台の上で極彩色に彩られた人形達が踊る。
 どれもこれも見事な造形だった。仏蘭西の、和蘭の、露西亜の、倫敦の、上海の、各地のマエステラ達が腕によりをかけて作ったらしい。
 ある物は剣を振りかざし、ある物は槍を突き上げ、ある物は斧を振り回し、ある物は弓を引き絞り、一夜一幕を盛り上げる。
 その中心に一際美しい、ブロンドの髪をした人の形があった。おめでたい紅白衣装に身を包んで。周りの人形達は皆彼女を持て成さんとする。死の舞踏でもって。

「さぁさぁ遊びましょう、お人形遊び。麗しいお嬢さん。愛らしい巫女さん。悲しい人形さん」

 人形達は次々と現れては紅白に向かって踊りかかる。彼女も粛々と舞う。紅白の玉を放射状にばら撒く姿は華のよう。そして彼女から祝福を受けた人形達はバラバラに砕け散るのであった。

「もっともっと遊びましょう、お人形遊び。貴方と私達、どちらがよりお遊び上手な人形かしら」

 平均的な人間の三倍はあるだろうか。巨大な人形が天井を砕いて落ちてくる。それを紅白の巫女は最小限の動きで交わし、陰陽玉を叩きつける。巨体故命中させるのは容易なれど、一撃で破壊することもできない。
 巨人の持つ五メートルくらいはあろう大剣が振り下ろされる――が巻き込んだのは同族のみ。巫女は素早く足元に潜り、無数の針をそいつに突き立てた。人形の魂がすっと抜けて崩れ落ちる。
 すると巨体の中に詰まっていた小さな人形達が一斉に飛びかかる。ぽっかりと空いた天井からも新手が降下してくる。数の暴力。それを個の暴力が押し返す。
 終幕は未だ成らず。次から次へと舞台へ上がる役者共。そしてそいつらは一様に執拗に語りかけるのだ。

「まだまだ遊びましょう、お人形遊び。貴方も加わるのよ、アリスのドールコレクションに!」
「私は……人形じゃない」

 淡々と目の前の敵を駆逐してきた靈夢だったが、その時ばかりは不機嫌を幾分か顔に表した。

「いいえ、お人形さん」
「博麗の」
「操られるがまま妖怪を滅ぼし」
「そして魔理沙ちゃんの」
「望みどおりに人間らしさを演じる」
「ただのお人形さん」
「五月蠅い!」

 乱舞する陰陽玉が囁きかける人形を木端微塵に吹き飛ばす。それでもそいつらは嗤い続けた。最後の一体になるまで。
 靈夢は沈黙した。最後の一体になるまで。



 夢幻館の内部は明らかに外観から推定される広さを超えていた。空間が歪んでいるようである。
 その上入り組んだ構造で、神話に登場するラビリンスを想起させる。同じような場所が多数、ともすれば今どこにいるかわからなくなってしまう。
 つまり魔理沙は迷っていた。何故か今は厨房にいる。

「連れて来れば良かったか?」

 あの自称死神に道案内を頼むべきだったと後悔する。最も黄泉の国に案内されるかもしれないが、死神だけに。
 それでもここより地獄の方がマシかもしれないとも魔理沙は思った。捌く途中で放置されたと思われる人間の死体が台に乗っているのが見えたからだ。
 妖怪は人間を食べる。人間だって豚や牛を食べる、それと変わらない。けれど実際に目にすればショックを受けるのは致し方ないだろう。
 正確には妖怪は人間の恐怖を糧とする。食べられる、という恐怖を食べられる。今まさに魔理沙が恐れを抱く様子をどこかで堪能している妖怪がいる。そう考えれば彼女としては面白くない。
 恐れてやるもんか。
 魔理沙はその場を後にしてまた魅魔を探す。結局のところ虚勢を張って逃げ出しているに過ぎないが、気づいても気づかぬふりをした。
 それにしても広い。それだけならまだいい、どうも廊下に出る度に道が変わるらしい。所謂ローグライクゲームだと魔理沙の知識は語る。コンピューターゲームの類は廃れて久しいが、生憎レトロ趣味の彼女には馴染みの物だった。
 この手のゲームのダンジョンは階層式と相場が決まっている。とりあえず上を目指せばよいと階段を探す。とは言え一向に見つからず一階を彷徨っている現状だが。
 また装備を整えておくのも大事だ。魔理沙は使えそうな物を見つけたら拾うことにしていた。蒐集癖があるのは元々としても。
 途中中庭に出たところ、運良くバイクを見つけることができた。所謂白バイ。外から流れ着いた物としても型が古すぎる、少なくとも旧世紀の、とバイク好きの魔理沙にはわかったが、それ以上のことはあまり深く考えないようにした。
 ボロボロでとても使い物にならない外見だが、この場合「乗り物」である、という一点のみが重要なのである。
 魔理沙がそれに跨ると、瞬く間に箒へと変形する。彼女の魔法は大まかな分類を変更することはできない、つまり「乗り物」は「乗り物」のままだが、細かい属性を変化させることができた。「バイク」を「空飛ぶ箒」へといった具合に。
 ちなみにただの箒をそのまま飛ばすことはできないし、クリミア戦でやったパンツァーファウストへの変形は元からバイクの中に仕込んでいたに過ぎない。

「よし、行けそう。トルネイダー弐式、発進!」

 浮上する箒の魔女。そのまま上階への侵入を企むが、その前にいつの間にか室内にいた。しかも昇っていたはずが逆に天井から落ちて尻餅をつく。

「ッ……どういうことよ……ん?」

 魔理沙の視界に飛び込んできたのは、砕け散った大量の人形の破片であった。

「また靈夢の仕業か」

 ここで危なっかしい妹が一戦交えていたのは一目瞭然である。この哀れな屍の道を辿っていけば、その先に彼女はいるだろう。
 しかし魔理沙はあえて追わなかった。あくまで魅魔を探すのが目的だから、そうすると二手に分かれた方が良いと考えた。この惨状を見るに靈夢に勝てる妖怪などいない、という信頼を、そして靈夢に敵を引きつけていてもらおう、という打算を、ほんの少し加味して。
 もっともただこの人形の残骸を見ていたくない、そんな気持ちが魔理沙に背を向けさせたのかもしれない。思い出したくない記憶を呼び覚ますから。
 脳裏にちらつく、破壊されたロボット。破壊された育ての親。癇癪を起こす父。暴力。恐怖。絶望。

「この、ジャンク」

 転がっている人形の頭を蹴り飛ばして、魔理沙はまた逃げ出した。
 早く魅魔様に会いたい。会って救われたい、と少女は願う。そんな彼女を見送る骸は嗤っていた。



 魅魔が失踪する前日のこと。魔理沙は親子喧嘩した。
 発端は魔理沙が盗んだ物を魅魔が取り上げたことだった。そんなことは日常茶飯事。魔理沙も口では反省するのが常だ。しかしこの時は違った。
 魔力を増幅させる正六面体の石。所謂賢者の石という物だった。偶然出会った旅人の魔法使いが見せてくれたもので、魔理沙は一目で気に入り盗った。
 効果は中々のものでこれで一人前の魔法使いの仲間入りだ、と喜んでいたら魅魔に見つかり説教を受けた。そこまではまだいいとして、その次が問題だった。
 魅魔は賢者の石を持ち主に返すのではなく、粉々に打ち砕いた。そして魔理沙に魔法を使うこと自体禁止しようとした。
 魔法の修行をするのは、ひとえに憧れの師に近づきたいからだ。立派な魔女になって役に立ちたい、恩返ししたいからだ。それなのに、そんな思いを、裏切った。許せない。消えてしまえ――
 だが次の日から本当に魅魔がいなくなって、時が経つほどに激しい後悔に苛まれる。冷静になって見れば悪いのは自分であり、そんなことで相手を呪った結果こうなったのだとしたら――
 だから魅魔と再会したならまず最初に謝ろう、そう魔理沙は心に決めていた。
 長い廊下の奥に、一際立派な扉があった。その隙間から膨大な魔力が漏れている。懐かしい匂いが香る。愛する母の匂い。偉大な師の魔力。間違いない、この先に待ち人はいる。そう思うと魔理沙は心臓の高鳴りを到底抑えられなかった。
 ずっと、この時を夢見ていた。



【次回予告】

運命の扉を少女は叩く。そして知る、求め続けてきたものは幻想だったと。
復讐心に突き動かされる魔理沙を夢幻館当主は弄ぶ。
次回 「新約幻想郷:破 ~ Perdition crisis 2

(次回更新予定は10/5です)
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近況報告

2013.09.08(Sun) | EDIT

ジョジョASBを買う前に言っておくッ!
おれは今あのゲームをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれはコンシューマのゲームをプレイしていたと
思ったらいつのまにかソシャゲ―をやらされていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが 
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
コブラチームだとかファントムブラッドだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


どうもこんばんは、宇佐城です。前置きは気にしないでください。
夏コミ直前以来ブログを更新していなかったので生存報告をば。
今更ですけどコミックマーケット84、お疲れ様でした! 当日スペースに来て下さった方有難うございます。
直前まで合同の原稿と並行して製本作業、当日も日帰り、その後も原稿やってたとあまりに慌ただしかったため、レポを書こうにも書けませんでした。慌ただしかった、の一言に集約されてしまいますし……
イベント参加自体は五月の例大祭以来で久々に楽しめました。引っ越して以来関東の方と直接お話しできる数少ない機会でもあるわけで。コミケの規模となるとそれこそ日本全国、いや全世界のOTAKUが一堂に会するから凄いですよね。


夏コミを終えて多忙から解放された後はひたすら『東方』最新作、東方輝針城を遊び倒していました。
とりあえずNORMALを全機体でノーコンクリア。
EXも咲夜Bを除く五種類でクリア。
初見では非常に難易度が高く思えましたがパターンを組んでしまえば何ということはない、バンバン増える残機とボムを要所要所に注ぎ込んでいけばクリアへの道が容易に開けるようになっています。
ただし咲夜Bを除く。これ重要です。プレイされた方なら共感を覚えるはずです。わかりやすく言えば「ボム火力が無くなった永夜抄咲夜単体」です。ドM仕様です(驚愕 -PANIC-)
逆に霊夢A咲夜Aみたいな誘導高火力機体や、弾幕が高密度になればなるほど残機ボムを稼げる神に愛されし魔理沙Bを使えば攻略難度はぐっと下がります。
それにしても今作はシンプルでありながら戦略性の高い、アイテム回収による残機ボムエクステンドシステムが面白いのは勿論、一層磨きがかかった音楽・演出も素晴らしいの一言です。
五面ボスが「プレイヤーの操作感を攻撃して難易度を高める」というゲームにおける禁じ手を使ってきたことにはゲーマーとして批判的にならざるを得ませんが、既存の概念を引っくり返す、というのが五面のコンセプトであることは理解できます。
満月の竹林を突き進む三面や夜が明けていく六面ボス戦など、永夜抄のイメージを引っ張ってきているのが永夜抄好きとしては嬉しかったり。全体的に紅妖永三部作のオマージュが多くてあの頃の東方の雰囲気を感じました。それでいて六面道中からEDまでの曲が一つのテーマで統一されていたり、新たな試みも伝統対革新という構図の中上手く作用しているなと。自分としては妖精大戦争以来ハマった東方となりました。EX咲夜Bもいつか打開しなきゃ……


輝針城の次にやるゲームとしてPS3本体と一緒に巷で評判のジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルも買いましたがそれについてはコメントを控えさせていただきたい(虚ろな目)


さてサークルとしての今後の活動予定ですが、来月13日に行われる第九回東方紅楼夢に参加します。
スペースは【四号館 ハ-20a】です。どうぞお立ち寄りください。
新刊は当然新約幻想郷の続きとなります。続きを待っておられる方がいるかどうかわかりませんが……
それからとある合同企画にも参加させていただいています。
またイベント直前に改めて告知しますので、とりあえずということで。


そろそろ遊んでないで原稿に専念しないと(戒め)うじゃうじゃ

プロフィール

Author:宇佐城
同人サークル「月宇佐城」代表
たまに漫画やSSを書いてます
よろしくお願いします


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